女性の患者様へ
大阪市の特に肛門疾患の患者様へ
当院の患者様の6割は女性です
特に肛門疾患で来られる患者様の7割は女性です。
女性の肛門疾患は便通異常が原因の事が多く、恥ずかしいと言うことを理由になかなか診察を受けることができずひどくなってから来られる場合が多いのも事実です。当院では肛門疾患で来られる女性の患者様のために次の様な事に気をつけています。
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肛門診察の時には下図の様な姿勢で診察を行います。腰にかけたバスタオルなどで臀部を覆い、できるだけ恥ずかしい思いをしないようにわずかに肛門部分だけを開けて診察します。女性スタッフがそばについて診察を行います。
【診察例1】
【診察例2】
- 肛門の問診は看護師が質問してそれに答えるのではなく、肛門疾患の問診票の項目に○をつけたり内容を書き込むだけで、できるだけ声に出して症状を伝える事のないような気配りを心がけています。また診察室でも小さな声でできるだけ周囲に聞こえないように気をつけています。
- 治療法もできるだけ痛みの少ない方法で、できれば切らずに注射だけで治すような方法で、それがダメでも切らずに輪ゴムで縛る方法で、たとえ切らないとダメ でも少しでも切る範囲を少なくする手術方法や、術後の痛みを軽くするいくつもの方法(持続麻酔薬、麻酔の軟膏など)を駆使して苦痛負担の少ない日帰り手術を心がけています。
- 来院されるときも標榜科が内科・胃腸科・外科・肛門科・皮膚科ですので何科で受診されたのかわかりません。クリニックの出入りや待合いでも気にされることはありません。